やめたから始まったこと

アイロニー認定校を始める前、ほんの少しの間だけ、大きなお花屋さんで働かせてもらったことがあります。

葬儀のお花やスーパーのパック花なども扱っているお店でした。

社長も店長も良い人でしたし
働かせていただけたおかげで
花屋の繁忙期はどんなものなのかを
教室を始める前に体験させていただけたことや
見えない部分の仕事あれこれを見せていただけたことは
アトリエ兼花屋を始めるときの判断材料になったので
今でもとっても感謝しています。

ただ、その生花店はやめてよかったと思っています。

それはお店ね作風が私の好きなお花のデザインではなかったからです。
勉強と思って勤めていましたが
自分では気が付かないうちに仕事がどんどん作業になっていきました。

働いている時間以上の疲労感は自分では気が付かなかったけれど、周りの人からはよく
「なんか大丈夫?」
と心配されました。

たまたまその頃金沢に暮らす実父の体調が悪くなり、入院したことをきっかけにその生花店での仕事はやめたのですが、あれを続けていたら、今みたいな気持ちでお花に向き合ってなかったかもしれません。
そして何より、自分のお店を始めてなかっただろうと思います。

ただ、今は、あの生花店をやめて良かったと思っていますが、本当の本当にやめて良かったかどうかの結果は、死ぬまで分からないと思っています。

今はその日が来るまで、毎日楽しく丁寧にお花を束ね続けて、自分の命が最後の日に
「あー、良かったなぁ」
って思えるようにしようと思っています。

お正月花のレッスンが始まっています。

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Tata 【フレンチスタイル花教室】

静岡県西部地区を拠点に店舗を持たず花の仕事をしています(教室・販売・装花)。 お花と触れ合う時間が日常を優しく豊かにすることを伝える、環境に配慮しながら花と自然を楽しむことを伝えています。