新しい年に始める新しいこと
新しい年になりました。
今年は、昨年からずっと思っていたことを
私らしいカタチで実現するって決めました。
長文になりますが、お付き合いくださったら嬉しいです。
今年やることひとつめ
・花仕事チームを作る
昨年、痛感しました。
ひとりでやる花仕事は馬力的に弱い。
しかもそれだけでなく、何かあるとすぐにお客様に迷惑がかかることを。
ひとり仕事の気楽さをアトリエスタート時から楽しんだ2年間でしたが、3年目の2022年は気楽さ以上にこの「休みたいけど休めない」ことが私にとっては想像以上に大変で、頭を悩ませたことでした。
特に
義母が亡くなったとき
父が亡くなったとき
家族と自分が相次いでコロナにかかったとき。
この3つのときは大変でした。
このことがなかったら、チームがあったらいいなんて考えていなかったと思います。
とはいえ、チームと言っても会社を作るとか、雇用するされるということは私には荷が大きすぎる。
そんな時に、とあるところで教えていただいたこれからの時代にもっと増えていくんじゃないかなと思う個人事業主の集団というカタチ。
花仕事でもそれができたらいいなぁって思っています。
個人事業主だからこそ、ちゃんとそれぞれが自主性と責任を持って考えて働く。
必要な時には助け合うし、協力する。
雇用関係ではないからお互い対等に意見も言い合える。
同業だけどライバルでなく仲間。
理想的できれいごとかも知れませんが、チャレンジするのは自由でしょう?
だから、私はそんなチームを作ります。
ただいま育成中のライフフラワーアドバイザーたちには、そのチームの一員になって欲しいって思っています。
今年やることふたつ目
・ホームフラワーウエディング事業を始める
ひとつ目でも触れたライフフラワーアドバイザーたちの活躍の場をつくることを考えたとき、これだ!って思ったことがあります。
それは、父の葬儀を家族葬というカタチで執り行ったことがヒントになりました。
コロナとの共存の中で、生活スタイルや考え方、価値観が変わって来ましたよね。
少なくとも、私は変わりました。
今まで当たり前だった習慣が、新しいものにシフトチェンジせざるを得なかったものがたくさんあります。
例えば葬儀。
父の葬儀は私と夫と子どもたちと
父の弟、妹、その配偶者だけで執り行いました。
17年前の実母の葬儀は、お通夜も告別式もやりました。
主婦だった母に200人近くの方がお別れをしに来てくれました。
親戚はもちろんのこと、母の友人、知人、父の知人、私の友人、ご近所さん…。
式場に入りきらなかったぐらいで、どなたにどんなご挨拶をしたかも覚えていられませんでした。
あのときと比べて、血縁関係だけの父の葬儀は、悲しいよりもどこかあたたかく、父と母の思い出話に花が咲き、なんだか優しい時間になりました。
そんな涙よりも笑顔が絶えない中で送った葬儀は、叔父叔母たちにとっても良かったようで、
自分のときもそうしようと思うって、葬儀の後に言ってもらえました。
習慣を重んじる叔父叔母が言ってくれたその言葉は、本当に嬉しかったです。
私が体験したのは葬儀でしたが
悲しみ、喜び、どちらであっても家族の大切な時間。
そのお手伝いを、花を通してやれたらいいなと思いました。
ただ、冷静になって考えてみると、葬儀を家族だけで安心できる場所で執り行うことはいろいろ難しくて無理。
それに比べると、婚礼なら花と料理のケータリング、衣装と写真と司会があれば、家族に寄り添うアットホームなお式が、ご自宅や安心できる場所でできるのではないかしら?
そんな夢みたいなことを友人たちに話したところ、面白そう!ということになり、あれよあれよと話が進みました。
そしてこのまま勢いに乗ってスタートさせちゃおう!ということになりました。
ホームフラワーウエディングは
ご高齢の方がいても
ご病気の方がいても
赤ちゃんがいても
おうちだからこそ好きなときに席を外して休んでいただくことができて安心です。
戦前の日本の結婚式は自宅でするのが一般的でしたから、特別新しいことではないはず。
しかも、お花でおうちや安心できる場所を異空間に仕上げるので、ただの食事会や宴会とは違う、ちゃんと思い出に残るお式にして差し上げることができるはず。
1番身近で大切な人たちに祝ってもらうことをお手伝いする、そんな仕事をスタートします。
しかもそれをひとつ目で挙げたチームでできたら最高でしょう?
実はそんな夢を叶えるために、東京から福田先生をお呼びして、マリアージュクラスも始めます。
いずれ、全国にホームフラワーウエディングが広まったら、それは素敵だなぁ。
まだ何も始まってないけど、リクエストがあれば全国に出張しちゃおうと思っています。
今年やることみっつ目
・40代からの起業サポート
ママ起業という言葉をよく聞きます。
20代や30代ぐらいでお子さんが小さく、フルタイムの会社勤めが難しいママたちが、社会との繋がりを持ち続けたくて、ハンドメイドのものを売ったり、おうちでお教室をしたり、サロンをするようなことをそう呼んでいるようです。
簡単に起業して、サクッと辞める人も多いようですが、うまくいってもいかなくても、若いママたちはエネルギーも若さもあるので、自分で考えてどんどん動くことができます。
そもそも失敗してもやり直す時間があるし、子どもが幼稚園や保育園に行くようになれば、まだまだ雇用してくれるところもあります。
でも、40代ぐらいになると、いきなり現実は厳しい。
若さも、健康も、力も、若い世代には敵わない。
年齢は記号!関係ない!と言いたいけども、その記号は誰がどうやっても変えられない現実だから、雇用する側にno!と言われたらどうしようもないんですよね。
父は88歳で亡くなりましたが、生きるってお金がかかります。
きれいごとでは済まなかったです。
そして、お金はもちろんですが、生きがいというものも、年齢を重ねても無くしてはならないもののひとつだと思っています。
父は亡くなる前、施設に入っていました。
施設での暮らしの中、認知能力が落ちてきた父は施設には夜勤ありの勤務で働いているという思い込みをしていたようでした。
施設の中を、車椅子を漕いで見回りしていたらしく、最初はその行動が何かわからなかった職員さんは止めようとしたのですが、私との電話のやり取りで父はそこで夜勤の仕事を頼まれているつもりだとわかったときから、職員さんは父の見回り行動を見守ってくれるようになりました。
それが父の日々のやる気になっていたようです。
誰かに必要とされるって、いくつになっても、どんな状況になっても大切なことだと、その時知りました。
私たちにもいつかくるその日。
その準備を、少し早いけど40代からする。
誰かに必要とされることを、花が好きな人ならば花を通してできたら、それはなんて幸せで素敵なんだろうって思うのです。
花仕事で誰かの役に立って、花仕事が生きがいになり、その仕事で少しだけでもお金を稼げたら、それってすごくないですか?
父が施設にいても、最後まで笑顔でいられたのは、自主パトロールをさせてくれていた施設のおかげだと思っています。
すごく先のことのようで、実はそうでもない◯年後の話です。
働く場所があるってありがたいこと。
でも無ければ自分で作ったらいいよね。
そんな私たち世代の未来を見据えて、40代からの花仕事起業サポートを始めます。
花のプロの育成レッスンは若い人ももちろん大歓迎。
でも、若い方にはわざわざ大きな声で言わなくても、ご自身の必要なタイミングで来てくださいます。
だけど40代ぐらい「今まで一歩踏み出せなかった方」たちに向けては、声を大にしてアナウンスします。
ぜひ自分の未来のために、頼ってきてほしいです。
私がこの数年で経験したことが点ならば、今年はその点を線にして繋ぐ年。
長文になりましたが
2023年の私のやることの宣言です。
私の点を線にする計画が面白そう!ちょっと乗っかってみたい!という方がいらっしゃったらぜひぜひ乗っかってください。
どの角度からでも大歓迎!
ワクワクな毎日を一緒に手にしましょう!いかがですか?
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