まぜない

お花を素敵に飾りたい!
センス良くってどうしたらいいの?

と、聞かれることがあります。

基本、自分が良ければ良いと思っていますから
「好きな花をいけたり、束ねたりしたらいいよ」
と答えます。

でも、レッスンではいくつかコツを伝えています。

下の写真はオリジナルレッスンの過去の作品ですが、今も前も変わらない同じルールを守ってつくられています。

それは…。
ピンクのお花を必ず使う!

うそ、違います。

色は3色まで。
同系色。

写真がたまたまピンク系なだけです。

アイロニーの花を見てもそうですが、あまりあれこれ色々な色味の花を合わせていません。
だからこの雰囲気が好きだと思って、習いに行ったんですけどね。

以下の写真はが過去のアイロニー認定校レッスン。
ほらね。
色味がごちゃごちゃしていません。
同系色の花材の合わせだと一気に都会的で洗練されて高級感のある雰囲気になります。

それに比べて、写真はありませんが
赤と黄色とピンクといったふうに、系統が違う色味で合わせる場合、
花材によってはキャンディみたいにポップで可愛くなりますが、
花材にこだわらずにカラフルだけでポップさを表現するときはよほど腕がないと…。
ちょっと難しいと思います。

最近随分人気が落ち着いてきたハーバリウムですが、これを作るときにはこの3色までのルールを守るか守らないかで洗練度が変わります。

ポップなオシャレさと田舎臭さは対極にありますが、表裏一体でもあります。

ポップでオシャレに表現できるようになるためには、感覚を研ぎ澄ませる練習をするしかないかも。

まずは、混ぜないことから美しさを表現するところからご一緒に。









Tata 【フレンチスタイル花教室】

静岡県西部地区を拠点に店舗を持たず花の仕事をしています(教室・販売・装花)。 お花と触れ合う時間が日常を優しく豊かにすることを伝える、環境に配慮しながら花と自然を楽しむことを伝えています。