お手本はあって、ないようなもの

花を束ねるときに
イメージ写真は見るけれど
どう頑張っても絶対に同じにはならないので
あまりそこに寄せようとしないようにしています。

茎のしなり具合を見たり
花の向きを見ながら
この子はこっちに向きたいのね
こっちに曲がりたいのね
と花に合わせて
束ねていきます。

花の声を聞くようにすると
私はまだまだ上手ではありませんが
束ねた花を持っている手に、次の花が吸い込まれていく感覚になります。
同じしなりで
同じ大きさで
同じつき方で
同じ色の花なんて
この世に存在しないので

お見本は
あくまでもサンプルなので。

自分の感覚、感性で束ねる練習を
一緒にしましょう^ ^









Tata 【フレンチスタイル花教室】

静岡県西部地区を拠点に店舗を持たず花の仕事をしています(教室・販売・装花)。 お花と触れ合う時間が日常を優しく豊かにすることを伝える、環境に配慮しながら花と自然を楽しむことを伝えています。