おもてなしのお花
美容室やリラクゼーショサロン、お教室へ定期的にお花をお届けしています。
ありがとうございます。
お客様へ「ようこそ」が伝わるお花でのおもてなし。
触ったり食べたり飲んだりできないけれど、実はお客様にしっかりと伝わっているんですよね。
そういえば美容室で飲み物が出るサービスが始まったのはそんなに昔ではないと記憶します。
私が小学生の頃、母が
「美容室でコーヒーが出てきた」
と、嬉しそうに話していたのを憶えているので。
飲み物やちょっとしたお菓子を出していただいたときの「歓迎された感」『特別感」は嬉しいものですよね。
お店によって、いろいろこだわって違いを出しているので、お店選びのひとつにもなっている気がします。
でも、それが当たり前のサービスになりつつある今、ひとつ先ゆくおもてなしをお花がしてくれるのではないかなぁと思っています。
新しいお花が飾られているお店やお教室は
お客様や生徒様への気遣いが伺えますね。
カフェやレストランのテーブルに飾ってあるお花。
たとえ一輪だとしても、丁寧に下葉の処理がしてあり花器の水が綺麗だと、どんなふうにお店を運営しているか、お客様をもてなしているかの姿勢が垣間見れます。
萎れていたり、下葉の処理があまくて、葉が水の中で腐っていると、いくら技術的に評判が良くても私は足が遠のきます。
お花のお手入れが苦手な場合はアーティフィシャルでもいいと思うのですが、その場合ホコリがかぶっているのは論外です。
もしアーティフィシャルやプリザーブドを飾っているところはぜひ改めてチェックしてみてください。お客様は多分見ています。
(注意!プリザーブドは手ではたかないようにしてください。花がちぎれて破れて粉々になります。)
さて、ひとつ先ゆくおもてなし。
お花を使ったもので何かないかと聞かれたのでご提案させていただきました。
採用して実行してくださっているのがTataのアトリエ2階にあるリラクゼーションサロンカタルパさんです。
最初カタルパさんはお客様に喜んでいただけるようなブーケをサロンに飾りたいと言ってお花のご相談をくださったのですが、
それはなかなか続かないのでは?と思ったのです。
カタルパさんはオープンしたばかりなのと、オーナーさんがお子さんの部活や習い事の送迎があり平日の最終受付が4時ぐらいまでです。
そして週末の大半も同じく送迎が占めていることからお店の営業が変則的で不定休です。
ですからブーケを飾ってもお花がお留守番になることが多いので、ブーケだともったいないんじゃないかなぁと思ったんです。
なので、お客様がいらっしゃるときに一輪もしくは小さなブーケをお客様に合わせて飾って、お客様がお帰りになるときにそのお花をお土産に保水して包んでお渡しするということをご提案しました。
小さなお花ならキッチンペーパーで保水して、クッキングシートでラッピングすることはひと手間ですが、お花初心者さんにもさほど難しいことではありません。
それ以上にプライベートサロンなのでお客様に合わせた場づくりや特別感を感じていただけて、そのおもてなしは絶対お客様が喜んでくださるので、幸せの循環が起こります。
カタルパさんはTataと同じ建物にあるから
それができるんだ言われたらそうかも知れませんが、独自のおもてなしを考えるのは面白いですから、みなさまの何かヒントになれば幸いです。
ちなみにTataとカタルパさんが一緒に使っている建物のトイレの中のお花も、お客様がいらっしゃる時は毎回新しいお花を飾ります。
もちろん、その日お客様がトイレを利用するかどうかはわからないですから見てもらえるとは限らないですが、それでも新しいお花を飾っています。
今日のお客様のためのお花。
今日のお客様をウェルカムする気持ち。
自分だと嬉しいお花を使ったおもてなしを、これからも必要と言ってくださる方にご提案できたらと思っています。
お気軽にご相談ください。
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