アイロニー ジャパンツアー静岡で使われた花材・お手入れについて
昨日のアイロニー ジャパンツアーのブーケ。
こちらは静岡会場の花材ですので、他の会場のブーケは同じ花材ではないかもしれません。
使われている花材と、お手入れについて書いていきますね。
参考になれば幸いです。
最高の香りのイブピアジェ。
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香りの良いバラは、香りを出すのにエネルギーを使うので、香りのないバラに比べて日持ちしません。
花びらも柔らかく傷つきやすいので、水かえや束ね直しの時は充分気をつけてください。
花びらは打ち身ができてシミになった部分がある時は広がる前にその花びらを抜き取るのではなく、ちぎり取ってください。
抜くと花丸ごと崩れ散る可能性があります。
ラナンキュラス アリアドネ
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ツルツルピカピカしているラックスシリーズのラナンキュラスです。
繊細に見えて意外と丈夫で長持ち。
蕾が次々と咲きます。
パンジー カルメン
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フリルのパンジー、茎が長い切り花のパンジーがあるのは日本だけだそう。
茎が柔らかく、茎の真ん中がストローのように空洞になっています。
ギュッと握ったりギュッと結束するとお水が花まで届かないので、優しく扱ってください。
優しく扱うと、こちらの花も蕾がどんどん上がってきて花が咲きます。
カーネーション(おそらくファリダ)
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アイロニーではほとんど主役にならないカーネーションですが、欠かせない名脇役です。
日持ちしますが茎がぬめりやすいので、切り戻しやヌメリとりをこまめにしてください。
よーく日持ちします。
スイートピー(うす紫)
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香りがよく、茎の中が空洞ですが、パンジよりも茎自体は硬くて丈夫です。
ユーカリ
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丈夫です。
太い茎や枝のユーカリは切り口をタテに切り込みを入れるとさらに長持ちします。
切り花で長く楽しんだ後、ドライフラワーにして楽しむのも良いですね。
お花はこの季節だと直接暖房の温風に当たらない場所に飾ってください。
気温差が大きな場所だと持ちが悪くなります。
水はこまめに変えてください。
花器の中はヌメリがないように、洗剤まで使わなくていいですが、スポンジで軽く擦って洗ってください。
少しでも長くお花を楽しめますように。
2月のTataセレクトのアイロニー レッスン
(アイロニーの過去レッスン)
2月6.7日
ラナンキュラスアリアドネを使ったシャンペトルブーケ
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