「基本『いいですよ』しか言いません」谷口談
アイロニージャパンツアーで学んだことが多すぎて
レッスンに通ってくださっているみなさまや、これから通ってみようかなというみなさまにシェアしたくて
更新が続きます。
お付き合いくださってありがとうございます。
アイロニー認定校のレッスンでは
アイロニーで仕込んでもらったワタナベがレッスンしているので
教えてもらったようにしか
良くも悪くもレッスンできてない気がします。
アイロニーのレッスン、特にオーナーフローリスト谷口さんのレッスンは「いいですよ」「順調ですよ」という言葉をかけられることが多いです。むしろそういう言葉しかいただかない。
これはTataでも取り入れているところでもあります。
「ここを直してください」
とか
「ここは違うかな」
とか
言われませんでした。
それは谷口さん自身が言ってました。
「基本『いいですよ』しか言いません」って。
ただ
下葉の処理が甘かったり
茎の向きが同じ方向を向いていなかったり
そんなような
「技術的に直した方が花もちがよい」ときは手直しが入りますが
花の美しさについてのセンスみたいな部分については
「自分が思う綺麗を見つけてください」
というのがアイロニーのスタイル。
それって
【自分を信じる】
とか
【(花も人も)個々の魅力を活かす】
という裏テーマかなと思います。
谷口さんは「自然に還す」という言い方をしていますよね。
今日はこれが良いと思って束ねた花だけど
束ね直したら違うかも。
良くなるかもだし
逆もあるかも。
自分にとっての
好き
とか
良い
とか
自然か自然じゃないかに気づくのは
自分の感覚だから
それに気づくために何度も束ねるのが大事。
レッスンであれこれ言ってもらえないと
なんか損した気分になったり
不親切な気もする。
だけど
実は見てないわけでなくて
生徒様の中にある本人も気づかない部分を大事にしているので
見えないものを大事にするって
わかりやすくは見えないものね。
でも長い目でみると
アイロニーで育った感覚は
花を束ねるだけでなく
結構いろいろなところで役に立つ気がします。
知らんけど
(↑谷口さんがよく言う)。
あなたもぜひ
束ねに来てください。
2月のレッスンについてはこちらをどうぞ。
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