「体験の時代やねん」

「いろんな花屋さんやアーティストの写真見てどんどん真似して」
って、アイロニーのオーナーフローリスト谷口さんは言ってます。


実際に、どんどん真似してくださいって言うだけでなくて誰もが真似できるように
インスタライブもガンガンやってます。

インスタライブは花を束ねたりアレンジする様子だけでなく、
飲み会を映していることもあるし、スナックあつしという質問に答えるみたいな自由なときもあります。

そういえば先日の新潟の懇親会のインスタライブはとても面白くて、最後まで見ちゃいました。
新潟には同期の加藤先生がいるので見ていたら面白すぎてまるでそこに参加しているような気分になりました。

写真の右側の女性が容赦なくお酌するんですよね。
わんこそばか?っていうほどの勢いで。
見ていてとにかく笑ったー!
色んな日本酒をひとつの徳利に入れちゃって「ブレンド、ブレンド」って言って谷口さんに勧めちゃうんだもの。

行けなかったけどそこにいたみたいに楽しかった!

でもね…
実際は私の前にあったのは、日本酒じゃなくみかんで、目の前にいたのは谷口さんや新潟のアイロニー仲間ではなく家族で…。
ふと現実に戻ったときに

「来年、新潟のジャパンツアーは絶対参加しよう…。」

そう強く思いました。
思う以上に、自分に誓いました。
「来年は新潟に行く。」

どんなことも
パソコンやスマホの画面ごしに
真似してみたり
眺めてみたりは簡単にできる時代だけど
見れば見るほど、やればやるほど
やっぱり「リアル」に触れたくなるんですよね。

それってミュージックステーションで好きなアーティストは見られるし
録画して何回でも見られるけど
ライブがやっぱり最高!っていうのと同じだよね。

お花も、写真やインスタライブでどうやったら綺麗かは見られるし学べるけれど
香りや感触に触れられるのはレッスンでなのですよね。

そういえば
我が家の小3の末っ子はサカナクションが大好きで主人とよくライブに行っているんですが、息子が力説していました。

「サカナクションの山口一郎さんって体験にこだわっていて、6.1なんちゃらの音にこだわっていて、だからライブがすごいんだ!」
と。
うーむ、なんかファンではないけど山口一郎さんが言うと、めちゃくちゃ説得力がある気がするのは私だけ?

世の中はどんどん2次元がリアルと混ざっていて、さも体験した気にさせるけど、やっぱり体験は体験で、何ものにも代わるものはないんですよね。

2月のレッスンについてはこちらを。





Tata 【フレンチスタイル花教室】

静岡県西部地区を拠点に店舗を持たず花の仕事をしています(教室・販売・装花)。 お花と触れ合う時間が日常を優しく豊かにすることを伝える、環境に配慮しながら花と自然を楽しむことを伝えています。