秋色紫陽花ができるまで

先日SNSで袋井の安間ばら園さんのところにかわいいコーギーちゃんが家族になったと見たので、これは会いにいかねばと思い、出かけて来ました。

そのSNSで、安間さんが育てている秋色紫陽花のハウスの写真もでていたので、コーギーちゃんと一緒に見学させていただきました(←これが本命)。

わお!
中はめちゃくちゃ綺麗に整っています。

「場が整っていると場に応援される」って、『超解釈サルトルの教え』を書いた堤久美子さんが言っていたのを思い出しました。

ピンク、紫、白、緑の紫陽花たちが咲いていました。

秋色紫陽花というのは初めからああいう色で咲くわけでなくて
白やピンクや紫の紫陽花が時間をかけてだんだん花びらがふちから緑になって、花びら自体も厚く硬くなり秋色紫陽花と呼ばれる色になっていくんです。

ピンボケですが…。

安間さんのオリジナル品種の紫陽花は(下の写真)このピンクから緑になった秋色紫陽花。
今は本当に鮮やかなピンクですね。

これがふちから緑になり、緑とピンクが混ざっていきます。

鮮やかな色で咲かせるときのご苦労なども聞きました。
綺麗な色を出したくて工夫していく過程で花首が弱くなる場合があることや、
育てている途中に薬害が出たり、虫がついたりの苦労など。

話をしながら、安間さんはお花を子どもの頭をポンポンとするように、花をポンポンと触って花首や花びらの硬さをチェックしていました。

ひとつひとつ大切にチェックして、出荷されているんですね。

こちらのお花は直売所では販売していないので、しかるべき仲卸さんを通して仕入れたお花屋さんでしか買えないんです。

私の仕入れている仲卸さんでどうか近々仕入れられますように。

「赤ちゃんのお世話ぐらい手がかかります」
って、安間さん。

生産者さんたちのお話しを聞くと
常にトライアンドエラーしながらも、前に前に進んでいるので、自分も頑張ろうと思います。

レッスンに参加してくださっている皆さんとも、一緒に生産者さんのお話しを聞ける機会を少しずつですがつくっていきたいと思っています。

まだご予約承りますので、興味のある方はこちらからご連絡ください。

Tata 【フレンチスタイル花教室】

静岡県西部地区を拠点に店舗を持たず花の仕事をしています(教室・販売・装花)。 お花と触れ合う時間が日常を優しく豊かにすることを伝える、環境に配慮しながら花と自然を楽しむことを伝えています。